想定外の使われ方

一部の企業では緻密に新用途開発を行います。たとえばブレーンストーミングや社内の会議で幅広くアイデアを集めたりします。また少しでも顧客の真のニーズを理解しようと開発前にターゲット顧客に「グループインタビュー」したり実際の使われ方を観察する「フィールドワーク」が行われたりします。

しかし、多くの中小企業のメーカーでは基本的に一人か数名の開発担当者が独自でニーズを予想して新用途や新商品を考えているケースが多いのではないでしょうか。

すると時々お客様から想定外の使い方に関する問い合わせをいただく時があります。それを参考に製品の切り口を修正することで大ヒットに繋がることは少なくありません。

これは顧客のニーズは開発者の頭ではなく顧客自身が持っていることを示唆しています。

メーカーや開発担当者の限界

たしかに開発担当者視点だけでは限定的です。製品が持つ可能性を広げられず顧客のニーズを読み違えるのはごく普通です。それは単に顧客心理の洞察が甘かったり事前情報が足りないことが原因かもしれません。

せっかく魅力的な製品を作ろうとしてもお客様が購入される本当の理由を知らなければ機会損失を招きます。

新規事業のヒントから市場開拓へ

タカラメディアボックスを利用すると新用途に繋がるアイデアをお客様から教えていただく機会が増える傾向にあります。

実例1
用水路で使う製品を開発したところ工場の外溝の壁の嵩上げ材として使えないかというニーズを得ました。保管場所の床面積を拡張できないため擁壁を嵩上げしたいという要望でした。

実例2
ブロック塀に利用される補強材の事例がありました。その製品とある床材を組み合わせることで特殊な壁のニーズがあることを教えていただきました。

どちらもまったく想定していなかった新用途で新しいビジネスに繋がる貴重な意見でした。お客様から教えていただいたニーズは開発できると注文に繋がりやすそうですし横展開も期待できます。

ヒットの予感

このように「なぜいままで気づかなかったんだろう」とか「ありそうでなかった」という視点はヒットの予感を感じさせます。そういった視点をお客様から教わることはよくあることです。開発者の盲点は利用者が知っています。

そこで新用途開発や新商品の切り口をお探しならば本サービスをご活用されてはいかがでしょうか。大きな成果に繋がる「ちょっとした一言」や「ヒント」に出会って次のヒットを生み出すきっかけになれば幸いです。

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